平成22年の夏、母が86歳で他界し、生前の母の希望通り「海洋散骨」を行いました。
それまでは、人は亡くなったらお墓へ入るものだと思っておりましたが、「海洋散骨」を終えて初めて、母が何故「海洋散骨」を望んでいたのかがわかりました。波間に消えていく母の影を追いながら、お墓への納骨とは違う、大自然の懐へ還っていく、母はこれを望んでいたのだと思い、望みを叶えてあげられたことに私は深い安堵と安らぎの気持ちでいっぱいになりました。
このような葬送の儀があることをもっともっと多くの方に知ってほしい。
そんな思いで「蒼(そう)コーポレーション」はスタートいたしました。母を見送った時の心を忘れず、またご親族の方々のお気持ちをしっかりと受け止め、ご要望を十分お聞きし、誠心誠意まごころを込めて「海洋散骨」を執り行っております。
日本では「散骨」の認知度は総人口の9割を超えており、関心がある方の割合は6割にものぼります。「空」「宇宙」を希望する方も5%以上と時代も変わりつつありますが、もっとも希望が多いのは「海洋散骨」です。
これからも「蒼(そう)コーポレーション」にお願いして本当に良かったと、ご親族の方に心から感謝される「海洋散骨」を執り行ってまいります。
蒼(そう)コーポレーション
代表 本多正博