お葬式のマナー
投稿日: 2020年9月23日 PM 4:13
この記事では、お葬式・お通夜・告別式に着てゆく服装のマナーや、
持ち物、お焼香をする際の順序やマナーなどをお伝えします。
通夜、告別式時の参列者の服装
地味なものであれば「喪服」でなくても大丈夫です。
平服で出席する場合
男性は地味なスーツと黒のネクタイ、黒の靴。
女性は地味なスーツかワンピースに黒の靴を選びましょう。
お通夜だけに出席する場合には黒の喪服で出席した方がよいでしょう。
喪服の場合
[男性の服装(洋装)]
一般の弔問客の場合は黒のスーツ。ダブルでもシングルでもかまいません。
上下違いの服装は避けます。
- ワイシャツ… ボタンも白色で無地の白シャツにしましょう。
- ネクタイ…黒色でネクタイピンは付けません。
- 靴…黒色で、エナメル等の光沢のあるものや金具などが付いているものは避けましょう。
- 靴下…黒色が望ましいです。
[女性の服装(洋装)]
スーツ,ワンピースで黒や濃紺、グレーなどの無地。
- ストッキング…黒色のものが望ましいです。
- 靴…黒または地味な色。ヒールの高さが3~5センチくらいのフォーマルなパンプスが望ましいです。
- アクセサリー…女性は結婚指輪以外、つけないのが正式。つけるときは一連の真珠やオニキス、ジェットのネックレス、真珠の一粒タイプのイヤリングなど、一つだけにします。
- ハンカチ…白無地かフォーマル用の黒
- バッグ…黒。光沢のない布製が正式。金具のないシンプルなデザインのものが良いです。
- 髪の毛…長い場合は、礼をしたときに顔にかからないよう、頭の後ろの低い位置で結びましょう。
[子供の服装]
学校の制服がある場合は制服を着用しましょう。
ない場合は、黒や紺、グレーなどの地味な色合いの服装にします。
- シャツ・ブラウス…白
- 靴…できるだけ)黒
- 靴下…黒か白が望ましい。
お葬式に参列する時の持ち物
(必須ではありません)
- 数珠
- ハンカチ…白の無地か黒のものを使うのが一般的です。
- 香典
- 袱紗(ふくさ)…ふくさとは香典やお布施を包むものです。紫色のふくさは慶弔どちらでも利用できます。
香典の用意の方法・渡し方
香典はそのまま渡さず、香典袋に入れて渡します。
香典袋はコンビニなどで手に入ります。
「御霊前」はどんな宗教にも使えます。
香典は袱紗に包んで持参します。
袱紗から取り出し、「この度はご愁傷様です」など一声かけて渡します。
焼香のマナー
仏式のお葬式では焼香が行われます。
血縁の近い順に行い、そのあとに一般会葬者が行います。
基本的な焼香の流れ(立礼の場合)
①順番が来たら焼香台に向かいます。
②焼香台の前に立ったら、ご遺族と僧侶に一礼します。
③遺影に一礼または合掌します。
④決められた回数でお香をつまみ、押しいただいた後、香炉にお供えします。
回数や作法は宗派によって異なります。
⑤終わったら遺影に合掌し、ご遺族に一礼して席に戻ります。